「子育てもひと段落し、たまには友人と旅行に行きたい。」
そのような方におススメしたいのが、古都京都旅です。
私は学生時代に京都で生活をしていました。その経験から今回選んだのは、
『哲学の道』です。
修学旅行の定番は金閣寺ですが、私は落ち着いた雰囲気の銀閣寺が好きです。 そこで今回は、南禅寺を
起点に銀閣寺を目指す散歩道を紹介します。
日本の道百選『哲学の道』
東山のふもと、熊野若王子神社から慈照寺(銀閣寺)に至る琵琶湖疏水沿いの約1.8キロ
の小道が『哲学の道』です。
『哲学の道』の由来は、哲学者の西田 幾太郎が散策しながら思索にふけた事からその名が付いたそうです。
『哲学の道』は日本の道百選に選ばれています。
秋の『哲学の道』も素敵ですが、私がおススメしたいのは、だんぜん“春”です。
桜色に染まったような桜並木は、とても美しく心が洗われます。
桜は日本の画家である橋本 関雪が寄贈しました。
大正5年に白砂村荘(現在は橋本 関雪記念館)を建てた際に、京都府民に世話になったそうです。お礼
で桜をプレゼントなんて、とても粋ですね。
『銀閣寺に行ってみよう』
そして、散策時にぜひ訪れて欲しいのが銀閣寺です。
室町幕府8代将軍、足利 義政が1482年(文明14年)に銀閣寺を建てました。
祖父の足利 義清の北山殿(金閣寺)に対して、東山殿(銀閣寺)と呼ばれるようになったそうです。な
お、銀閣と呼ばれるようになったのは江戸時代以降で、正式名称は『東山慈照寺』と言います。
境内では善阿弥の庭園や白砂が盛られた銀砂灘を見ることができます。
それらのおもむきに、非日常の空間を感じられるはずです。
なお、庭の北にある東求堂は予約(10月上旬から12月上旬)により拝観できます。
東山文化の真髄が凝縮されている、銀閣寺と庭園に古都京都を感じて欲しいと思います。
その他散策では、銀閣寺以外に熊野若王子神社や大豊神社、法然院など寄り道が可能です。
『哲学の道』をたっぷり楽しめますね。
また、道沿いにあるカフェに立ち寄るのも『哲学の道』の醍醐味です。
周辺のカフェはおしゃれでくつろげる空間が多数あります。
その中から、私が特に気に入っているカフェの2カ所を紹介します。
オススメCafé
〖GOSPEL〗 ~アンティークな英国風洋館でティータイム~
焼きたてのスコーンが絶品!
ケーキの種類が豊富です。
ハーブティは季節によって楽しめます。ケーキのお供にどうぞ。
住所 京都府京都市左京区浄土寺上南田町36
料金 ケーキセット=¥1100/オリジナルカレー=¥1200
営業時間 12時~17時半(閉店18時)
休業日 火曜日(貸し切りの場合あり、要問合せ、夏季は臨時休あり、年末年始休)
〖真古館〗 ~元東伏見宮家別邸ではんなり~
「お福もちぜんざい」をはじめとした和のスイーツが美味!
店内から比叡山や街を一望でき、お茶をしながら景色を堪能ができます。
住所 京都府京都市左京区吉田下大路町59-1吉田山荘内
料金 コーヒー=¥756/お福もちぜんざい(9月~翌5月)=¥1080
営業時間 11時~17時半(閉店18時)
休業日 不定休(12月26日~30日休)
友人と一緒に桜並木の『哲学の道』を尋ねるのはいかがでしょうか。
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